大人になってから演劇を始めたい!役者になるには遅い?演劇の始め方3選!

演劇をする

こんにちは、ヒラクラです。
演劇に興味を持ったみなさんの中に、このようなことを考えている方はいないでしょうか?

  • 大人になってから演劇に興味を持ったけど、今からでも始められるの?
  • 俳優さんって、子どものころから訓練をしているイメージ。今からじゃ遅い?
  • 趣味としてお芝居に関わってみたい!でもそんな場所ってあるのかな?

今回は、そのような疑問に答えていきたいと思います。

結論:大人になってからでも演劇は始められる

大人になってから演劇を始めることは、可能です!!
私の周りでも、大人になってからお芝居に関わり始めた人がたくさんいます。
演劇はどの年齢の人にとっても楽しめる活動だと思っています。

ということで、この先では大人になってから演劇を始める方法について、3つほど紹介したいと思います。

方法①:好きな劇団に直接連絡を取ってみる

一つ目の方法は、自分の好きな劇団に直接連絡を取ってみるということです。

ほとんどの劇団は、HPにメールフォームがあったり、TwitterなどのSNSを運用していたりします。そこに自分からコンタクトを取ってみるのです。
この方法が向いているのは、ただ「演劇をやりたい!」というだけでなく、「この劇団で演劇に関わりたい!」ということまで明確になっている場合です。

さすがに劇団四季や宝塚とかの大きな劇団・商業劇団は難しいですが、いわゆる小劇場の劇団では新しい役者さんに出会いたいと思っている団体も珍しくはありません。

実際に私も自分でやっている劇団に「出演させてほしい!」というご連絡をいただいたことがあります。
これ、決して悪い気はしないというか…むしろありがたい!!と思いました。
劇団からすると、自分たちの作品を出演したいほど愛してくれている、ってことですからね。

もちろん、スケジュールや劇団の方針など様々な都合で願いがかなわないこともありますが、一度コンタクトを取ってみるというのは決して無駄ではないと思います。
直接連絡を取るほど好きな劇団なのですから、ぜひ思いの丈を伝えてみてください!

方法②:ワークショップオーディションに行ってみる

二つ目の方法は、ワークショップオーディションに行ってみることです。
ネットで検索すると、多くの劇団が「ワークショップオーディション」というものを開催しているのが分かります。

  • ワークショップオーディションとは…
    脚本読みや演劇のレッスンを実際に現場で行いながら、通常の書類審査では分からない魅力を発見し、劇団の出演者を決定する選抜方法。

ワークショップオーディションに参加するメリットは、外から見た作品だけでなく、実際に稽古場の様子や主宰の人柄が見えることです。いざ参加することになったら、思っていたのと違う…というようなミスマッチを防ぐことができますね。

また、だいたいの場合、ワークショップオーディションは短くて1時間~長くて半日くらいかけてじっくりと脚本読みやレッスンを行いますので、残念ながら落選してしまった場合でもその劇団や演出家のメソッドを持ち帰ることができる、というのも大きなメリットです。

GoogleやTwitterで一度、「ワークショップオーディション」と検索してみてください。
きっと募集中のオーディション情報が見つかるはずです。

方法③:養成所に入って基礎を学びながら機会を探す

いきなり出演交渉やオーディションというよりも、もっと基礎を身に着けてから出演機会を探したい…!
という奥ゆかしい方には、養成所に入って基礎を学んでみることをお勧めします。

世の中には、舞台役者やタレントを育成する「養成所」というものが存在します。
養成所では、声の出し方、体のつくり方から始まり、歌やダンスなど演劇に必要な様々なノウハウを教えてくれます。
また、カリキュラムの中で実際に作品をつくったり、養成所の中でできたコネクションで演劇公演が実現することも珍しくありません。

月謝を支払うことになりますが、きちんとしたところに入校すれば、初舞台までの距離がぐっと縮まる知識やコネクションを得ることができるでしょう。

ちなみに、私の知っている実例では、就職して、会社と両立しながら日本ナレーション演技研究所(通称「日ナレ」)に通い、そのノウハウを活用して実際に初舞台に立った、という人がいます。
きちんと探すと、会社や学校との両立を謳っている養成所も数多くありますので、探してみるのもよいと思います。

まとめ

というわけで、大人になってから演劇を始める方法を3種類ご紹介しました。

  • 方法①:好きな劇団に直接連絡を取ってみる
  • 方法②:ワークショップやオーディションに行ってみる
  • 方法③:養成所に入って基礎を学びながら機会を探す

どの方法を選んだとしても、初めはとても緊張すると思います。
ですが、まずは一歩目を踏み出すことが何より大切です。

あなたが念願の初舞台に立てることを願っています!

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